今から800年前の鎌倉時代。
和賀江嶋と呼ばれる港が出来て栄えたのが材木座。鎌倉幕府から商いが許されたエリア「町屋」として大いに賑わいました。
今でも神社仏閣が多いことはその証し。
小町大路と呼ばれたメインストリートには、地元住民と地方から来た人たちが行きかい、唐船が来航した際には外国人も闊歩していたことでしょう。
そんな歴史を今に受け継ぐ材木座商店会。
ゆるりとした空気が流れる落ち着いた街並みの中、昔ながらの魚屋さん、酒屋さん、八百屋さんなどの店舗とカフェ、レストラン、宿など新しい店舗が共存する風景が、このエリアにしかない独特の鎌倉らしさを生み出しています。店主とご近所さんが世間話に花を咲かせるような、コミュニティもまだ健在です。